巨大な杯の異名~話芸のことば探訪~
滑稽本『花暦八笑人』を書いた瀧亭鯉丈という戯作者には、『滑稽和合人』(こっけい・わごうじん)という名の著作もある。こちらも、現存する落語の素材となった作品として知られている。内容は『花暦八笑人』の続編のような感じである。ただし登場人物などの設定は前作とは別のものになっている。
滑稽本『花暦八笑人』を書いた瀧亭鯉丈という戯作者には、『滑稽和合人』(こっけい・わごうじん)という名の著作もある。こちらも、現存する落語の素材となった作品として知られている。内容は『花暦八笑人』の続編のような感じである。ただし登場人物などの設定は前作とは別のものになっている。
■2012年1月28日(土)~3月20日(火・祝)
特別展 昭和モダン 藤島武二と新制作初期会員たち
開催:川越市立美術館(埼玉県川越市)
新制作協会(当時は新制作派協会)は昭和11年(1936)に小磯良平ら若手画家9名によって結成された。当時の官展を中心としたしがらみから解放された「芸術運動の純粋化」を標榜したこの会を、画壇の重鎮、藤島武二も支援した。本展では、結成前後から1950年代までの作品約50点を展観し、戦前戦後の混乱期に日本の洋画界でどのような動きがあったか検証する。
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1324186267179/index.html
写真は、藤島武二「蒙古の日の出」〔1937年 鹿児島県歴史史料センター黎明館蔵〕
我々は何かのはずみでえらいピンチに立たされることがある。それは昔の江戸っ子だって変わりはない。彼らがしごくのんびりした時代に、プレッシャーも感じず、パニックにも陥らずに生きていたというのは、我々が抱きがちな妄想にすぎないのだ。
前回ご紹介した、江戸美談集というべき随筆集『窓のすさみ』に、次のような逸話がある。
ある殿様がお客を招いて宴を催した。そこへ召し使っている少年が菓子を持って出たが、その袖からぽろりと柿がひとつ落ちた。少年は来客用の柿が欲しくなってつい盗み、袖に隠したのだが、それが来客の居並ぶ座敷で露見してしまったのだ。少年は真っ赤になって、その場で進退きわまった。殿様はすかさず、この少年を叱った。
2012年1月10日発売『サライ』2月号のp.149「新刊案内」に掲載されている小学館愛読者サービスセンターの電話番号に誤りがありました。
正しくは03-5281-3555・3556です。
多大なるご迷惑をお掛けしました事をお詫び申し上げます。
小学館サライ編集部
■2012年1月7日(土)~2月19日(日)
東日本大震災チャリティー企画 日本赤十字社所蔵アート展
開催:損保ジャパン東郷青児美術館(東京都新宿区)
日本赤十字社が所蔵する100点を超える美術品は、ふだん本社社屋に飾られており一般の目にふれることはない。本展は、東日本大震災の義援金として寄付するために企画されたもので、秘蔵のコレクションからピカソ、東郷青児、東山魁夷、藤田嗣治、小磯良平、梅原龍三郎らの絵画を中心に約50点を公開するほか日本赤十字社の軌跡や活動も紹介する。
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/
写真は、東郷青児「ナース像」〔1974年〕